厚生労働省が「過重労働解消キャンペーン」の一環として実施した「過重労働解消相談ダイヤル」。今年12月に相談結果を公表したところ、その内容が「私も思い切って相談しようかな…」とネット上で大きな話題になっています。

「長時間労働・過重労働」に関する相談が最多に!

「過重労働解消相談ダイヤル」とは、毎年11月の「過労死等防止啓発月間」に合わせて実施された「過重労働解消キャンペーン」内での取り組みのこと。フリーダイヤルでかけられる「過重労働解消相談ダイヤル」には、合計269件の相談が寄せられたそう。

 

相談内容は「長時間労働・過重労働」に関するものが90件(33.4%)で最多。次いで「賃金不払残業」が69件(25.6%)、「休日・休暇」が31件(11.5%)、「パワーハラスメント」が29件(10.7%)という結果に。

 

厚生労働省は「これらの相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められる事案については、相談者の希望を確認した上で労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、必要な対応を行っている」と公式サイトで発表しています。