おかずとしてはもちろん、どんぶりにしても美味しい「麻婆豆腐」。ほとんどの人が「麻婆豆腐の素」を使うと思いますが、ポイントさえ押さえればプロ顔負けの味に仕上がります。今回は、家庭の麻婆豆腐がワンランクアップする方法をご紹介しましょう。

麻婆豆腐のひき肉は大きいものがベスト!?

今年11月に放送された『くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(テレビ朝日系)では、麻婆豆腐専門店「眞実一路」の店長が出演。麻婆豆腐の素を使った裏ワザを伝授してくれました。

 

麻婆豆腐の素には、はじめからひき肉が入っていることもありますよね。しかし大きめのひき肉をプラスすると、さらに美味しく仕上がります。 肉はアクセントではなく具の1つととらえ、専門店では直径9mmものひき肉を使用。通常のひき肉と比べると約3倍も大きいため、噛みごたえがアップするそうです。

 

番組では「通常の麻婆豆腐」と「専門店の麻婆豆腐」を、街行く人に食べ比べてもらっていました。圧倒的な支持を受けたのは「専門店の麻婆豆腐」で、中にはゴロッとしたひき肉がクセになってしまった人も。

 

また麻婆豆腐の主役ともいえる「豆腐」も、実は注意が必要な食材です。 豆腐の水分は麻婆豆腐の天敵なので、しっかり水分を抜かなければいけません。キッチンペーパーを使って水分を抜く人も多いと思いますが、専門店が実践している脱水方法は超シンプル。その方法は豆腐の上へ皿をのせ、豆腐がつぶれない程度に重しをのせて10分放置するだけです。さらに専門店では豆腐の大きさをバラバラにして、味のバリエーションを増やしていました。