15年ぶりの再会、母との向き合い方
「子どもを守るためなら何でもできる」
母親であれば、その感情は手に取るほど理解できるもの。しかし、この母親がとった行動、子どもの父親を殺したことは、償わなければいけない罪。その罪をしっかりと償い、約束通り、こはるは三兄妹の元に戻って来ます。園子は、自分たちを助けてくれた母の行動、気持ちに理解を示し、受け入れるのですが、大樹や雄二は戸惑いや怒りを見せます。父の暴力から逃れることはできたものの、三兄妹には新たな問題、乗り越えなければいけない試練が降りかかっていたのです。