みそ汁やスープを作る際、1から出汁をとる作業はなかなか骨が折れますよね。そんな時に便利な商品が“出汁パック”。11月21日に放送された『くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(テレビ朝日系)では、出汁パックを活用した“美味しい出汁のとり方”をピックアップしていました。
出汁パックは冷蔵室で保存!
出汁パックの正しい使い方を教えてくれるのは、出汁専門店「ON THE UMAMI 本店」の店長・笹川聖子さん。笹川さんによると、出汁パックは“お水の状態”から入れることで出汁が出やすくなるそうです。また長時間煮込みすぎると“雑味やえぐみ”が発生してしまうため、沸騰後は3~5分で取り出すようにしましょう。
出汁パックから美味しい出汁をとるには“出し入れのタイミング”だけでなく、保管方法も重要です。出汁パックの中身は粉末状なので、外に出しておくと湿気が原因で固まる可能性が。本来の味を十分に引き出すため、保存する時は冷蔵室に入れてください。乾燥した状態で保管しておけば、新鮮な状態の出汁パックを使えますよ。
出汁パックを使い慣れていないと、“煮出した後”はすぐに捨てる人がいるかもしれません。しかし笹川さんは“調味料にもなる”と説明していました。例えば「カツオと昆布の出汁」の場合、パックを破いて中身を取り出せば“ふりかけ”に早変わり。ご飯との相性が抜群なので、混ぜご飯の調味料として活用するのもおすすめです。