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「左利き」の人は、10人に1人の割合で見られます。かつては「しつけの問題」だと思われていたこともあり、幼児期に矯正されることも多かったものです。 いまでも、自分の子どもが左利きの場合、今後の生活のことを考えて「小さいうちに矯正した方がいいのか?」と考える親も多いのではないでしょうか。 しかし現在では、無理な矯正は発育によくないと考えられています。その理由を解説していきます。

 

利き手の多くは生まれつきで、特別な矯正をしない限り、成長の過程で利き手が突然変わることはまずありません。 なぜ利き手の違いが生じるのかは、解明されていない部分も多いですが、現在考えられている説を詳しく見てみましょう。