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外遊びなどで子どもが転んで、膝や肘をすりむくのは日常茶飯事。「消毒して絆創膏貼っときゃ治るでしょ」なんて甘く見がちですが、間違った手当てをすると、治りが悪かったり傷跡が残ったりすることも。最新の医療の考え方から、すりむき傷の正しい手当ての方法を解説します。

 

すりむき傷に「消毒+絆創膏」は古い?


 

子どもが転んですりむき傷ができたとき、どんな手当てをしていますか? 市販の消毒薬で傷を洗って絆創膏を貼る…といった手当てをしている方も多いのではないでしょうか。 確かにひと昔前まで、すりむき傷には「消毒薬をつけて絆創膏を貼る」のが常識でした。親世代が子どもの頃は、そのような手当てをされた経験が多いことでしょう。 しかし現在の医学では、すりむき傷に消毒薬や絆創膏を用いるのは「よくない」と考えられています。では、どのような方法が推奨されているのでしょう?