【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

                       

ライター名:吉田夏子

 

メディアで最近よく目にする乳がんのニュース。『私は大丈夫』『病院に行く時間なんてない』と思うかもしれませんがワーキングマザーにとって身体は資本です。健康でなければ働けません。今回は私の経験も含め、検診の大切さを紹介します。

【とりあえず検診へ行こう‼︎】

皆さんは乳がん検診を受けていますか?年1回の検診はマストです。乳がんは早期発見が大切です。多少の時間やお金を費やしてでも、検診は受けましょう。その際は、『乳腺外科』という乳腺専門医のいる病院をおすすめします。大きな総合病院なら、だいたい乳腺外科があるでしょう。触診・エコー・マンモグラフィーが主な検査項目です。若い方は比較的乳腺がしっかりしていて、マンモグラフィーだけではわかりにくいことがあるようなので、エコーも受けましょう。

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【症状がわかりにくいのが乳がん‼︎】

私は叔母が乳がんを患ったため、それを機に乳がん検診を受けました。全くもって症状がなく、何もないという確認のために受けました。ところが悪性腫瘍が見つかり、おまけに進行が早いタイプだったため、すぐに治療に入りました。『乳がんはしこりがある』といいますが、素人判断はなかなか難しいものです。実際わかりませんでした。しこりと思っているものが乳腺の塊であったり、その反対もあります。実際に細胞を採取してみたいとわからないものもあります。乳がんの初期症状はほとんどわかりません。その為の検診です。是非自分の身体と向き合う時間を作ってください。

 

【もし乳がんと診断されたら…】

まず、早期発見の乳がんは治ります‼︎医学も進歩して、たくさんの新薬の研究も開発されています。私は告知された時、家族と仕事のことが頭に浮かびました。『家族にどうやって言おうか…』『仕事の引き継ぎは…』とりあえず包み隠さず全て言いました。会社には、乳がんのステージや経緯、治療に時間がかかることを。治ったらまた戻って働きたいこと。上司は快諾して待っていてくれました。子どもには、乳がんという病気のこと、うつらないこと、治すために治療すること、その為に私の外見が変わること。その甲斐あってか、子どもは全く泣かずに、治療期間は子どもとの時間を楽しく過ごしていました。もし、乳がんと診断されたら全てを話し、自分の希望も伝えること。周りの協力が必ず必要になります。前もって包み隠さず伝えましょう。とても勇気がいることです。でも、少しの勇気で未来が変わるのです。

 

以上のことをまとめると、

・乳がん検診に年1回行きましょう‼︎

・早期発見が大切‼︎

・包み隠さず話して、周りに理解してもらいましょう‼︎

 

実際私はステージⅡの若年性乳がんでしたが、その後フルタイムになり、4年目の現在も元気に過ごしています。とても信頼できる先生に出会い、気になったことは何でも話しています。そういう部分では、気持ちに安心感や余裕ができ、健康に毎日過ごせています。これを機会に検診を受けてみようと思っていただけましたでしょうか?その気持ちのまま、病院に検診の予約をしてください。