「母親」を演じるのをやめてみる


 

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そう言われても、母親である以上「性欲を持つのは好ましくない」という気持ちは、完全に払しょくすることはできないと思います。ましてや、子どものいる部屋で夫婦生活を持つことができないのは無理もありません。 人は「役割」を与えられると、それを演じようとします。これまで平社員だった人が社長のように周りから扱われていると、自然と社長らしい振る舞いや考え方に変化していきます。 子どもはいわば、あなたが「母親」であるためのスイッチのようなもの。「子ども」がそばにいる以上、あなたは自然と「母親らしい」役割になりきってしまうのです。 「二人目は欲しい」でも、子どもの傍では「母親になってしまう」という場合、あなた自身が母親ではなく「女性になれる環境づくり」が必要です。 部屋をわける、子どもを置いて外でデートをする、夫にきちんと名前で呼んでもらう…など、「母親の役割」を演じなくて済むようにすると、自然と罪悪感も薄れていくでしょう。