〝かゆいところに手が届く〟工夫
日々の生活の中に夫婦生活があることを考えると、その前後の流れも大切になります。 ここで「ラブホテルの配置」を考えてみると、避妊具やティッシュは枕もとにあって、ゴミ箱もすぐそばにあります。つまり始まりから終わりまで、ベッドから立ち上がる必要がなく、わずらわしさを一切感じることがないのです。 これをヒントにすれば、例えばタオルを数枚寝室に置いておくと、うっかりシーツを汚してしまっても、ひとまず応急処置をしてそのまま寝ることができます。小さな冷蔵庫を置けば、お酒を飲んでそのまま…なんてこともできますよね。 できるだけ面倒を回避しながら、かゆいところに手が届くような「快適な寝室」を意識してみてはいかがでしょうか。
小さなことでも、心理的に影響があることはたくさんあります。一度や二度ならスルーできても、「毎日」となると少しずつ負担に感じるもの。 逆に言えば最初に工夫をしておけば、良い心理的効果が長く続くことになります。夫婦が心地よくいられる「寝室作り」を楽しんでみてはいかがでしょう。
文:矢島みさえ