筆者のところにも、夫婦生活の少なさに悩んでご相談にいらっしゃる方も多いですが、そんな方にご提案したいのが「寝室の見直し」。ヒントになるのは、ズバリ「ラブホテル」の部屋です。心理学的視点から見ても〝その気になる〟ための納得の工夫があちこちに散りばめられています。人の考えや行動を変化させるには、「無意識」に語りかけるのがもっとも効果的。詳しく解説します。

セクシーな気分になれる〝色合い〟


 

iStock.com/whyframestudio

 

セクシーな色といえば「ピンク」や興奮を誘う「赤」をイメージする方も多いと思います。下着などに取り入れるのならいいいのですが、これらを寝室に使うと「落ちつかない寝室」になってしまいますのでNGです。 また知っていただきたいのは、「興奮」を抑制させてしまう色があること。たとえば「青」は快眠を誘う色として、「白」と同じく寝具にもよく取り入れられていますが、双方とも心を落ち着かせる色なので「セクシーな気分」は減退します。 興奮させ過ぎず、なおかつリラックスさせ過ぎない色で、寝室におすすめなのは「暖色系」です。特にブラウンやキャメルなど、とくに茶系の暖色が「親密さ」を演出ことができます。 ただしダークブラウンなど、濃い色は孤独感が増してしまう効果があるのでおすすめできません。 シーツやカーテンの色を変える、間接照明の色を変えるだけでも、ぐっと雰囲気は変化するもの。部分的なところからでも構いませんので、試してみてはいかがでしょう。