鍋料理の代表格「おでん」は、家で作ると失敗することもありますよね。ネット上でも「じゃがいもがグシャグシャになった」「大根に味が染み込まない…」といった声が相次いでいました。今回は失敗しないおでんの作り方を紹介していきましょう。
大根に“つゆ”を染み込ませる1ステップ
今年11月放送の『あさイチ』(NHK)は、失敗しがちなおでんを美味しく仕上げる方法を大特集。例えばおでん専門店のような大根は、電子レンジを使うだけで再現可能とのこと。一体どのように作ればいいのでしょうか?
はじめに大根500gの皮を、約5mmの厚さで剥いていきます。かなり厚めに皮を剥くので心配になりますが、できるだけ大根を小さくしたほうがレンジでの加熱が早いそう。皮を剥いた大根を2cm幅に切ったら、切り口の片面へ格子状の切り込みを入れます。次に耐熱容器へ大根が半分つかるほどの水と、小麦粉小さじ1を入れてよく混ぜてください。
水と小麦粉を混ぜ終わったら、耐熱容器に大根を加えて“おとしぶた”のようにラップをします。600Wの電子レンジに10分間かけて、ラップを取ったら水けをきって準備完了。あとは大根がアツアツのうちに、温めたおでんつゆへ入れて30分ほど煮れば完成です。
ポイントは大根を浸す「水」。大根が半分浸かる分量と、小麦粉をよく溶かすことの2つを守りましょう。またラップのかけ方も、いつも通りピッチリとかけないように注意。おとしぶたのイメージで、ラップをへこませるようにかけます。