いらなくなったものなどを販売できる「フリマアプリ」。最近ではかなり一般的になってきましたが、実は送る側・買う側の双方が気をつけるべきポイントがあります。消費者庁は今年10月に、フリマアプリのユーザー向けに注意を促しました。
要冷蔵食品の発送方法に注意!
消費者庁は公式ホームページ上で、「要冷蔵食品の常温配送は危険です!!」というリーフレットを公開。 保存方法と異なる温度で食品を販売・発送すると、真空パックなどの密封食品でも細菌が増殖する恐れがあります。
たとえばフリマアプリで出品した「保存方法:10℃以下」の商品を送る場合は、10℃以下で発送できる「クール便」を利用すべきだそう。普通宅配便で発送するときに、保冷剤などを使っても保存温度を守ったことにはなりません。
要冷蔵食品を送る側の責任は重大で、同リーフレットは「送った側に法律上の責任が問われることがあります。送る側は要冷蔵・要冷凍食品は常温では送らない」と警鐘を鳴らしています。 また買う側にも「常温発送と表示されている要冷蔵食品は買わない」ことを求めていました。