カウンセリングの中で、「夫婦仲はいいのに夜の生活がないんです」という悩みをよく聞きます。お話を聞くと、多くの場合「今日こそは」と決心しても、家に帰るとなぜかとそんな雰囲気にならないんだとか。改善を目指すなら、着目したいのはお互いの〝関係性〟です。仲良しなのにセックスレスな夫婦の特徴と原因、解決策について紹介したいと思います。
〝仲良しだけどセックスレス〟な夫婦の特徴
〝仲良しだけどセックスレス〟になっている夫婦の特徴は、ズバリ「男女の関係性」ではないということです。それには主に、以下の3つが考えられます。
1．「三者」関係
普段からお互いのことを「パパ」「ママ」と呼び合っている場合、すっかり「お父さんとお母さん」になっている…つまり「夫婦」ではなく「子どもの親同士」という関係ですよね。 この関係性は子どもをはさんだ「三者関係」になりますので、お互いの間につねに「子ども」の存在を感じるもの。色っぽい関係になれないのも無理はありません。
2．「戦友」関係
程よい距離感があってケンカもなく、お互いに背中を任せ合って苦難を乗り越えてきた「戦友」ですが、同じ方向を見ていないので「一緒に何かをする」という感覚が薄れてしまうようです。
3．「家族」関係
「家族」になってしまっている場合は、お互いに気を遣わなくなっています。ワガママを言い、ときにはケンカもする…でも一方で、リラックスしきってしまい「ドキドキ」とは程遠い関係となってしまうのです。
