妊娠中の性交渉「気をつけたい4点」
性交渉による子宮収縮と陣痛のそれとは別ものであるため、性交渉自体が流産や早産の原因になることはほぼありません。 ただし妊娠経過が順調でも、妊娠中に性交渉をすることで子宮収縮が起こり、おなかが張って不快感を覚えることがあります。 以下の要素はおなかの張りお原因になるので、注意しましょう。
1.乳頭への刺激
2.オーガズムへの到達
どちらも子宮収縮を促す「オキシトシン」というホルモンが分泌され、おなかが張ることがあります
3.膣内での射精
精液に含まれる「プロスタグランジン」という成分に子宮収縮作用があり、おなかが張ることがあります
4.ファーガソン反射
子宮頚部や膣壁への刺激によって生じる内分泌反射で、陣痛を起こし、分娩を促す
出産間近になると、性交渉によってこの反射が引き起こされる可能性もある