毎月のやりくりによって浮いたお金を貯金にまわす。
これは、ごく一般的な貯金方法のように思えます。おそらく、多くの人がこの貯金方法でコツコツお金を貯めていることでしょう。 しかし、この「余ったら貯金」は、実のところお金を貯めるのには向いていない方法なんだとか。確実に貯金額を増やしていきたいなら、「先取り貯金」がおすすめです。
「先取り貯金」と「余ったら貯金」の違いは?
まずは、貯金の方法として比べられることの多い「先取り貯金」と「余ったら貯金」の違いや特徴について確認しておきましょう。
「先取り貯金」の特徴
「先取り貯金」は、先に収入の中から貯金分を差し引いて貯金するという方法です。
ついつい無駄遣いをしてしまうタイプや、お金に余裕があるとつい使ってしまうという、貯金が苦手なタイプの人におすすめ。毎月、確実に一定額を貯金できます。
先取り貯金には、確実に貯金額を増やしていけるということのほかに、節約上手になるというメリットがあります。 先に貯金分を差し引いた金額が生活費や娯楽費になるため、自然と一月あたりに使える金額が決まってきます。そのため、決められた範囲でお金をやりくりする工夫が自然とできるようになります。