男性更年期障害の診断・治療方法


男性更年期障害は、血中の「テストステロン濃度」が明らかに減少し、更年期障害が疑われる症状がある場合に「男性更年期障害である」と診断されるのです。 根本的な治療のためには、足りないテストステロンを補うためのホルモン注射が必要ですが、前立腺がんのリスクが高まるため、専門医が慎重に判断して治療を行います。 また男性更年期障害は精神的な不調を訴える方が多いため、カウンセリングや抗うつ薬などの薬物療法が必要なことも多いとされています。

若いパパ世代でも男性更年期障害!?


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テストステロンの分泌量は加齢によって徐々に減少していきますが、大きなストレスが加わると、若い世代でも急激に分泌量が減少することがあります。 子どもの誕生は家族にとって喜ばしいことですが、急な環境の変化や育児と仕事の両立による疲れは、パパにも思いのほか大きなストレスを与えるものです。 その結果、20〜30代でもテストステロン分泌量が低下することで男性更年期障害を発症し、

原因もわからずに

苦しんでいるケースも少なくないと考えられます。