ネコじゃらしを使って動きを止めるテクニック
ネコをまん丸目にするのは、習性を利用する方法だけではありません。撮影に活用したい重要なアイテムは3種類のネコじゃらし。 「セロファン・羽タイプ」は狩猟本能を刺激し、アクティブな動きが撮れます。棒の先に丸いファーがついた「ボンボンタイプ」はネコがボンボンを抱えるため、甘えん坊のような姿が撮影可能。釣り竿に似た「ロングタイプ」は、ジャンプなどの激しい動きが撮影しやすいそうです。
さらに湯沢さん夫婦は、ネコじゃらしを使ってネコの動きを止めるテクニックも紹介。最初はネコじゃらしを激しく動かしてネコを興奮させ、次にネコの顔の前でゆっくりと前後に動かします。スタジオで実践するとネコはネコじゃらしの先端を目で追い、体が止まって撮影しやすい状態になりました。
撮影したネコの画像で楽しめるのが、「私のお話ペット」というアプリ。 画像を取り込むと、口の位置や輪郭などの部位に沿った線が表示されます。それぞれの部位と線の位置がズレている場合は、指で線を動かして調整することも可能。線をぴったり合わせた後は声を録音すれば準備完了で、再生するとネコの顔が喋っているように動きます。