老若男女に愛されている動物「ネコ」。その可愛さを存分に引き出せる撮影方法があるとしたら、試してみたいものですよね。今年10月放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)では、飼わなくても虜になるネコ画像を紹介していました。
ネコをうまく撮影するカギは「習性」
同番組でネコの魅力を伝えてくれたのは、1万匹以上のネコから「可愛い」を引き出した写真家・湯沢祐介さんと小川晃代さん夫婦です。今SNSで1番人気のネコ「すずめちゃん」が紹介されると、マツコ・デラックスさんは「可愛すぎ」と一瞬でメロメロに。
絶妙なテクニックでネコの可愛い画像を撮影する湯沢さん夫婦ですが、意外にもネコを飼ったことはないそう。そんな湯沢さん夫婦が考える「ネコの虜になる理由」は、「目や鼻などパーツの大きさ・配置が人間の赤ちゃんと同じ」「他の動物では味わえないのぞき見感」の2つです。
ネコの顔は人間が可愛く感じる“幼児図式”に近く、母性本能を感じるとのこと。またネコを見ていると、なぜかコソコソと「秘密の行動」をしているように感じますよね。その秘密の行動をのぞいている感覚も、ネコに魅力を感じる理由のようです。
しかし自由気ままに動き回るネコを撮影するのは、なかなか難しいもの。そこで湯沢さん夫婦はネコの習性を利用した撮影方法を伝授してくれました。例えば麻袋に潜ったネコが、まん丸な目をこちらに向けている画像。ネコの潜りたがる習性を利用して暗い状態にすると、瞳孔がまん丸で吸い込まれそうな目を撮影できます。