1番退職者が多いのは3月!


実際に“辞めたい期”には法則性があるのか気になるところ。 「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」が以前公開した「若年者の離職状況と離職後のキャリア形成(若年者の能力開発と職場への定着に関する調査)」では、「あなたが『初めての正社員勤務先』を辞めた年月をお答えください」と質問。全体で953人の回答が集まった中、最も多かったのは195人が退職した3月です。

 

また9月と12月においても、それぞれ100人以上の退職者が。次いで6月の退職者が72人、4月は71人にのぼりました。 逆に1番少なかったのは1月の51人で、2月も53人と年明け2カ月は少ない結果に。年が変わって心機一転、仕事へのモチベーションを取り戻す時期なのかもしれません。

 

同調査では3月・9月・12月に退職者が多いことがわかりましたが、“辞めたい期”以外にも理由はあるはず。もし仕事を辞めたくなった場合は、時期的な問題かどうかを考えると良さそうですね。

 

文/古山翔

参照/独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の離職状況と離職後のキャリア形成(若年者の能力開発と職場への定着に関する調査)」