発熱時の入浴で注意すべき点
「入浴させた方がよい」とはいえ、普段と同じようにしていいわけではありません。熱があるときは、次のような点に注意しましょう。
1.水分をよく摂る
熱がある時はただでさえ、普段より多くの水分が必要です。
お風呂に入ると子どもは思いのほか多くの汗をかきますので、脱水症を防ぐためにも入浴前後に十分な水分補給をしましょう。
2.湯の温度に注意する
身体を芯から温めるには、熱いお湯に短時間浸かるよりも、38℃前後のややぬるめのお湯にゆっくり浸かる方が効果的。
また、熱いお湯は湯冷めもしやすくなりますので、熱がある時はNGです。
3.浴室と脱衣所を温める
入浴時の盲点となりやすいのが、浴室と脱衣所の温度。ここは家の中でも冷えやすい場所です。
特に発熱時は一気に身体が冷え、子どもの小さな体には負担が大。入浴前に暖房やストーブなどでしっかり温めておきましょう。
4.下痢をしている時は最後
ノロウイルスなどの感染症で下痢をしていると、湯船の水を介して家族に感染する可能性があります。
下痢をしている場合は最後に入浴し、入浴後は浴室を丁寧に水洗いして、換気することが大切です。