家庭内での拡大を抑える対策

 

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家族が溶連菌感染症にかかったとき、家庭内では次のような対策を徹底して、感染の拡がりを抑えましょう。

1.発症者・家族ともにマスクを着用する
2.食器、タオル、寝具の共用は避ける
3.こまめに手洗いする
4.おもちゃ、ドアノブ、スイッチなど手が触れやすい部分はアルコール消毒する
5.発症者はなるべく個室で休ませ、年齢が低い兄弟は近づけない

 

溶連菌は子どもの間で流行しやすい感染症ですが、感染力が強く症状が厄介で、もちろん大人も感染します。家族に感染者が出たら、ほかの家族にうつさない努力が大切です。

 

文:成田亜希子