友人へのちょっとしたプレゼントにすることも多いタオル。肌触りがよくデザインもステキな高級タオルはギフトとして活用されることが多く、そのお値段から自宅用として気軽には購入しにくいですよね。 だからこそ、仕事や家事で頑張ったときには、自分へのごほうびにしてみませんか?

 

今治タオルだけじゃない!日本三大タオルとは?


「日本三大タオル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。国内には高い技術力を誇るタオルの産地があり、特に有名な三カ所で製造されたものを日本三大タオルとしています。

 

一つめは、知名度バツグンの「今治タオル」。愛媛県今治市が産地です。 良質で豊かな水と職人の技によって生まれる、やわらかくて吸水性に優れたタオルで、海外にもファンが多い逸品。タオル片を水に浮かべたときに、5秒以内に沈み始めるかどうか調べる「5秒ルール」など、厳しい品質検査も特徴です。その名もズバリ「すごいタオル」という、うっとりするほどやわらかいタオルは、自分へのごほうびの筆頭格になりそうです。 次に「泉州タオル」。大阪府泉州地域で約130年にわたって生産されてきたタオルです。材料に付いている不純物などをきれいに取り除き、漂白・水洗いする「さらし」の工程をタオルが織り上がったあとで行う「後さらし製法」によって、吸水性と肌触り、清潔さを保っています。毎年発表される「泉州こだわりタオル」は、タオル職人がこだわり抜いて作った、泉州タオルの代表作です。

 

三つ目は三重県津市の「おぼろタオル」。日本画家でもあった創業者が、ヨコ糸だけが染まる技術を開発。白いパイルの下におぼろげな模様を描いたことから名付けられました。一般的なタオルの約半量という細いパイル糸と独特の技法による、軽くて繊細な感触が特徴です。細い糸で織られているため肌触りがやさしく、肌が敏感な人でも安心して使えそうです。

 

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