小笠原の郷土料理「島寿司」も外せない
小笠原諸島の郷土料理で有名なのは「島寿司」です。 サワラなどの白身魚を醤油やみりんで漬けて、甘めの酢飯で握り寿司にします。ワサビの代わりにカラシを使うのも島寿司の特徴。
フルーツや野菜も見逃せません。夏はパッションフルーツやマンゴー、秋は島レモン、冬には甘くて美味しいトマトが出回ります。
また、島ならではのグルメとして注目したいのがウミガメ料理です。 絶滅危惧種に指定されているアオウミガメですが小笠原では昔から食べる習慣もあったことから、年間捕獲数が決まっていますが食用が認められています。 お刺身やお寿司、唐揚げや煮込みで食べる事ができます。
父島の二見港近辺には多くの飲食店がありますので、気になる食べ物を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
小笠原でしかできない体験がある
小笠原諸島までは船で片道24時間と、アクセスが良いとは言えません。しかし、だからこそ美しい自然が保たれています。 また移動時間が長いとはいえ、船内の施設は充実しており、天候が良い日の船からのサンセットはとても綺麗。のんびりとした船旅の良さも満喫できます。
1,000キロの航海の先には、ボニンブルーの海や珍しい動植物が待っています。きっと忘れられない旅になるでしょう。「東洋のガラパゴス」小笠原諸島に、足を運んでみてはいかがでしょうか。
文/小野寺香織