見た目もすっかり変わり果てた夫との結婚生活に辟易し、浮気相手との日々を謳歌していた人妻たち。楽しい時間を過ごすだけでよかったのに、浮気相手がうっかり放った、現実感ゼロの〝結婚ポエム〟が彼女たちを、一気に現実に引き戻しました! あまりに夢見がちで、ちょっと笑えるエピソードです。
■彼がつぶやく「結婚ポエム」が引くレベル(優奈さん/28歳/事務員)
私の浮気相手は、同じ会社に勤める独身の同僚です。会社への不満を持っている者同士、意気投合していつしか男女の関係になっていました。オラオラ系の旦那に嫌気がさしていた私は、華奢でどこか頼りなさげな彼に惹かれていたんだと思います。
しかし、彼との関係が1年ほど続いたある日、彼が結婚願望を匂わせるような発言をしてきました。確かに彼のことは好きだし、居心地もいい。でも、そのときの彼の言葉が薄っぺらすぎて引いてしまったんです。
「そんな旦那と離婚して、俺と結婚したらいいのに。会社を辞めて、どこか小さな漁村に移住しようよ。そこで海の近くに家を買って、家族で仲良く暮らさないか?」。
彼も私も、会社が嫌いで海が好き。そんな共通点をうまくまとめたつもりだったのでしょうが、現実味がなさ過ぎて笑えるレベル。旦那にも会社にも不満はあるけど、離婚するつもりも会社を辞めるつもりもありません!
それに漁村に移住して、仕事はどうするの? そんなひ弱な体で漁師にでも? 心のな中でさんざんツッコんだあげく、その夜の間にお別れを告げました。