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■「いっしょに過ごす」ことの大事さ(大和さん/35/ペットショップ店員)

〝外面イクメン〟の旦那は、子どもたちを連れて外出するのが大好き。旦那が子どもを連れてどこかに行くときは私は単独行動し、逆に私が子どもたちを連れて外出するときは、旦那がひとりで過ごすこともあります。 ところがある日、子どもたちから「どうしてパパとママと、みんなで一緒におでかけしないの?」と指摘されてハッとしました。買い物はおろか、テーマパークに行ったときですら、いつのまにか子どもをひとりずつ連れて、別行動していたんです。

4人一緒に過ごすことはほとんどありませんでした。いっしょにいる時間がなくなると、やはり気持ちもすれちがってしまうんですね。ふと気がつけば、私たちは「業務連絡」をするだけの夫婦関係になっていました。 そのことに気づいてからは、できるだけ「家族」の時間を作ることに。すると「業務連絡」の関係から、徐々に冗談も言い合える「夫婦」の雰囲気にもどりはじめました。「一緒に過ごす」ことの大事さに、あらためて気づかされました。