マイホーム購入は夫婦にとって大きな夢でもあり、人生の大イベントのひとつ。できれば夫婦でじっくり検討し、希望通りの家を手に入れたいものですが…そこに親たちが口出ししてくるのは、よくあることのようです。今回は「姑に横やりを入れられて困っている」と言う妻に話を聞きました。そこにあった、姑の真意とは?

 

 

 

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■姑が出した〝2つの指示〟の理由は(彩音さん/31/派遣)

わが家にマイホーム購入の話が持ちあがってからというもの、姑の口出しが止まりません。指示してきている内容は主に2つあるんです。 ひとつは「うちの近くに建てなさい」というもの。なんでも義実家がある地域は地盤がしっかりしていて、災害も少ないというのです。さらに先祖代々住んでいる町なので、なにかあっても必ずご先祖様が守ってくれるとのこと。 ふたつ目は「大きな土地を買って、平屋にしなさい」と言ってきたこと、2階建ての家を検討していた私たちとっては、寝耳に水。理由は「2階の部屋なんか絶対使わないから!」というごく主観的なものでした。 義実家の近くになんか絶対に住みたくないし、平屋の家にするくらいならマンションを考えたほうがいいので、結局、姑の2つの指示はどちらも却下しました…しかしよくよく考えたら、姑がこう言った理由に思い当たる節が。 義実家は老朽化も進んで、ところどころ修理が必要になってきています。さらに、姑は足が悪くて階段が昇れません…もしかして、あわよくば同居を狙っていたのかも? なんて思ったりもしました。それでも絶対、嫌ですけどね!