<3.分担すべき子育てとその方法>
では、実際にパパ、ママはどう育児を分担すればいいかをご紹介します。 ・子どもと遊ぶ ママは子どもにけがをさせたくなくて、つい「危ない!」と事前に障害物を取り除いたり、行動を制限したりしがち。でもこれでは子どもは何もできなくなってしまいます。 その点パパは、多少危ないことでも見守ることができ、いざというときも助けてあげられます。心配でしょうが、ここはパパに任せましょう。 ・お風呂 多くのパパが入れているお風呂。しかしお風呂から上がったあとのケアはママに任せるパパがほとんど。できれば最初から最後まで一人で入れてみてください。ママが髪や体をまともに洗うヒマがないということがよくわかると思います。 ・寝かしつけ 専業主婦のママなら、寝かしつけは自分の役目、というお家が多いと思いますが、共働きの家庭では明日仕事なのはどちらも一緒なので、ぜひ分担しましょう。 実際共働きの家庭では寝かしつけは半々というところが多いようです。やってみたらパパの方が意外に上手かも知れません。 ・食事 自分の食事も作ったことがないパパに、子どもの食事を頼むなんて無謀!と思うかもしれません。でも今は離乳食もバリエーションが豊富&簡単に作れるので、ぜひ一度パパにもトライしてもらってください。 その際「作り方なんて説明読めばわかるでしょ」と上から目線ではなく、最初は手取り足取り、モタモタしていても笑顔で見守りましょう。そしてできたら褒めてあげる。面倒くさいかも知れませんが、男性は経験を積めば「デキル」生き物です。 ・しつけ これは悲しいですが、日常生活のこまごまとしたしつけはママが担当した方がよさそうです。何せ男性は気づかない性なので。パパは落ち込んだ子どものフォローに回りましょう。 しかし、本当に子どもが悪いこと、してはいけないことをした時、怒るのは断然パパの役目です。二度と同じ間違いを犯さないよう、理論的に諭すことができるのはパパの方が得意ですから。