株式会社インテージリサーチが、「幼児教育・保育の無償化に関する意識調査」を実施。16~79歳の男女1万803人を対象にしたインターネット調査で、幼児教育・保育の無償化に対する意見やその理由などを尋ねました。

 

保育無償化には全体の約7割が「賛成」!


まず「認可保育所の無償化についてどのように感じますか?」と聞いたところ、「賛成」「どちらかといえば賛成」の合計は68.3%。未就学児と同居している家庭に限れば、男性は88.4%、女性は85.5%と「賛成」意見が一気に多くなります。恩恵を受ける可能性のある世帯が、無償化を強く支持していることがわかりました。

 

 

保育無償化に賛成する人に理由を尋ねると、「少子化対策として有効だと思うから」(29.8%)という回答が多い結果に。特に未就学児と同居する人は、「自分(または配偶者・パートナー)の経済的な負担が減るから」が男女共に約6割と圧倒的に高くなっています。

 

続いて保育無償化に反対する人に理由を質問。「保育士の処遇改善を優先すべきだと思うから」(27.9%)が最も高くなり、未就学児と同居する人であっても「保育士の処遇改善」を訴える声が多くなりました。普段から保育の現場に接することが多いため、保育士の働き方に問題意識を持つ人が多いのかもしれません。