■キッチンや階段などは赤ちゃんが通れないようにする
赤ちゃんにとって危険な場所は、立ち入り禁止としてゲートを設置しましょう。 主に料理をする場所であるキッチンは、危険があふれています。油がはねたり、オーブンやコンロから熱くなった鍋などが落ちてしまう可能性もあります。落ちた物が赤ちゃんにあたったり、飛び散った物が赤ちゃんにかかったりしたら……。 また、キッチンには引き出しが多く、手や指が挟まってしまう危険もあります。キッチンの構造によっては、包丁などの刃物も赤ちゃんの手の届きやすいところに収納されていることもあります。このように火を扱っていないタイミングでも危険です。しっかりとゲートを閉めておきましょう。 階段もゲートを設置するのがおすすめです。赤ちゃんは頭が重く、下をのぞき込むようにすると落ちてしまう可能性があります。しっかりゲートを閉めて危険から守りましょう。 危険な場所にゲートなどセーフティグッズを取り入れることで、ママは家事に集中することができます。家事を短時間で済ませられると、ゆっくり赤ちゃんのお世話をすることができますよ。家のサイズや間取りは家庭でそれぞれ。取り付けたい箇所のサイズを測り、ゲートの形を検討してみましょう。
■浴室や洗面所の対策
浴室は家の中で最も転倒しやすい場所。滑って頭や体を打ち付けてしまう危険性があるので、滑りにくいマットを敷いたり対策をしておきましょう。 中でも浴槽の中は家庭内での事故原因として1番多い場所。入浴の際や浴槽に水を張っている状態は、最も注意が必要です。子どもは洗面器1杯の水でも溺れる可能性があると言われています。入浴中は目を離さないようにしましょう。浴槽の中にも滑り止めのマットを設置しておくといいですね。 また、何でも興味を持った物に手をのばすのが赤ちゃん。シャンプーや石鹸などを口に含んでしまう危険性もあります。入浴中以外でもお風呂場に入れないよう鍵をかけておくことをおすすめします。 多くの家には浴室近くに洗面所が設置されているのではないでしょうか。この洗面所にも注意が必要です。ドラム式の洗濯機は、子どもがよじ登りやすい高さの物もあります。中に入ったりしないようにチャイルドロックをかけるなどして、赤ちゃんが中に入らないように対策をしましょう。 洗濯洗剤を床や低い棚など子どもの手の届くところに置くのは危険です。洗剤は口に含んではいけないものなので、しっかり管理することが大切です。