■上司に使用すると失礼な言葉遣いとは?

 

迷った時は丁寧語と言いましたが、上司と話す時に丁寧な言葉にしただけでは失礼になる言葉もあります。誤って使用しないように、まずは3つの言葉を忘れないようにしましょう。 〇「お疲れ様です」


×「ご苦労様です」 上司から「ご苦労様」と言われることがありますよね。上司に対して話す時は、丁寧語にあたる「です」をつければ正解かと思うかもしれません。しかし、これは間違いです。 「ご苦労様です」という言葉は、目上の人が使う言葉です。自分が目上の人である上司に対して使用するときは、必ず「お疲れ様でした」を使用しましょう。 〇「いってらっしゃいませ」


×「いってらっしゃい」 「いってらっしゃい」は普段の生活でもよく口にしますよね。ついついその流れで上司にも「いってらっしゃい」を使ってしまいそうになります。実は、「いってらっしゃい」という言葉も間違えではないのです。 しかし、フランクな言い方と捉える方も少なくありません。せっかく敬語として使用したつもりでも、失礼だと思われてしまってはもったいないですよね。そう思われないためにも、「いってらっしゃいませ」を使用する方が無難と言えるかもしれません。 〇「いかがいたしますか」


×「どうしますか」 指示を仰ぐことの多い上司に対し、何かを確認することは多々あるかと思います。そんな時、「これはどうしますか?」と聞いてしまうのは、敬意が含まれず失礼にあたります。 何かを確認する時には、必ず「いかがいたしますか」を使用すると、気持ちよく答えてくれるかもしれません。