先物取引と聞くとどうしても怖いというイメージを抱いてしまう方も多いと思います。 投資素人からすると実体がよく分からないため、どうしても手を出しづらいと感じてしまうんですよね。 ですが、実際には内容をきちんと把握できていれば通常の株式売買やFXなどとそこまでリスクは変わらないという事が分かります。 そこでこちらでは、先物取引について初心者の方でも分かりやすいように詳しくご説明させていただきます。

 

■先物取引っていったい何?

先物取引という単語を聞いたことがあっても、実際にどのような取引を行っているのかという事を理解できていない方も多いことでしょう。 そういった事から、先物取引=怖いものというイメージが定着してしまっているのではないかと思いますが、先物取引とは単語を見て分かるとおり、将来の売買をあらかじめ先に決めておくという取引の事です。 ・先物取引の仕組み 価格変動のある有価証券や商品などを、現時点の値段での取引を約束しておく事により、決済時の価格がたとえ値上がり・値下がりしたとしても、価格は変わらずに取引を行う事ができます。 つまり価格変動のあるものを自分が決めた時の価格で売買できるため、価格変動のリスクを避けることができるのが大きな特徴と言えるんですね。 ・先物取引の商品 先物取引には大きく分けて2種類の取引があります。 一つは商品先物と言って、小豆などの穀物や石油関連、そして貴金属類など具体的に商品が存在するもので行う取引を指します。 そしてもう一つは金融先物と言って、実際の商品ではなく金利や指標などで取引を行う方法で、有名なものに「日経225」というのがあります。