“フリマアプリ”の普及により、使わなくなった洋服や靴を簡単に売りに出せるようになりました。その影響で広まってきたのが、若者の“ワンショット消費”。どのような現象なのか実際に見ていきましょう。
若者の間で流行している“ワンショット消費”とは?
7月5日に放送された『めざましテレビ』(フジテレビ系)では、若者を中心に浸透している“ワンショット消費”を特集。“ワンショット消費”とは、名前の通り「一回きりの消費スタイル」を意味しています。例えば新しく洋服を購入した場合、着用写真をとってSNSにアップ。一回着ただけでフリマアプリに売却し、また新しいアイテムを購入するという消費形態です。
番組では、10~30代の男女を対象に「ワンショット消費をしたことがあるか」を調査。すると全体の55%が「したことがある」と回答しています。また「ワンショット消費をする理由」をアンケートしたところ、第1位は「サイズが合わないから」という結果に。2位以下は「自慢・物欲を満たすため」、「一回着て満足する」がランクインしました。インタビューでは「SNSにのっけて、すぐ売っちゃうみたいな」「一種の自慢だよね」「『良いもの買えたよ』っていう自慢」など答える若者が続出。やはり周囲へのアピール意識が強いのかもしれません。
ちなみに新品同様の洋服は、買った値段とそれほど変わらずに売れる時もあるとか。「5000円台の服が4000円台で売れた」などの経験談も飛び出しています。