株式会社エアトリが、20代~70代の男女616名を対象に「仕事中におけるメイク」に関する調査を実施。「女性はメイクをして仕事するべき」という風潮に対して、どう思っているのかが明らかになりました。
男性の6割が「メイクするしないは本人の自由」と回答
2019年3月にイギリスの航空会社が「化粧をしたくないスタッフはノーメイクで勤務することができる」という指針を打ち出しました。日本では「就業中の女性がメイクをすることはマナーである」という風潮がありますが、本当に全員がそう思っているのでしょうか?
まず全回答者に「就業中における『女性のメイク』の在り方についてどう思いますか?」と質問。「どんな職業でもメイクするしないは本人の自由」という回答は男性(58.2%)、女性(45.9%)ともに最多の割合を獲得しました。一方で「どんな職業でもメイクはすべき」と考えている人の割合は、男性(11.3%)よりも女性(12.1%)の方が多い結果に。ノーメイクでの仕事については、女性の方が厳しい意見を持っているようです。
次に「女性だけ仕事でメイクをしなければならない」という風潮について、「不公平さを感じますか?」とアンケート。男性は「感じる」「感じない」ともに29.1%でしたが、女性は「感じる」(31.1%)よりも「感じない」(36.6%)と答えた人の方が多くなっています。意外にも女性の方が、「メイクに対する不公平さ」を感じていないことが分かりました。