ミスが多い部下の本音


ミスが続く部下を見てると「本当に直す気があるんだろうか…」と心配になってしまうこともありますが、実際のところどう思っているのでしょうか。今年「一般社団法人日本能率協会」が行った「2019年度新入社員意識調査」では、新入社員に「これから仕事をしていく上で、どのようなことに不安がありますか」と質問。最も回答として多かったのは、「仕事での失敗やミス」と「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」の2つでした。

 

実際にネット上では、「自分のミスで社内全体に迷惑かけてしまって申し訳ない気持ちでいっぱい」「上司や同僚のためにいち早くミスを減らしたいけど、なかなか治らなくて鬱になりそう…」「本当に自分自身が情けなくなる」といった声が。当然のことかもしれませんが、「ミスを全然気にしない」という部下はほとんどいないようです。

 

部下がミスをした時こそ、リーダーシップの見せどころ。部下と一緒に辛抱強く解決していくことで、逆に信頼関係を確立するチャンスになるかもしれません。

 

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文/古山翔