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■面接中に気を付けること

・カバンや荷物は自分の足元に カバンや荷物を持っている場合には、自分の足元に置いておき筆記用具などがすぐに取れる状態にしておきましょう。 カバンから履歴書などを取り出して相手に渡す際、もしクリアファイルや封筒などに入っていたら、中から出して履歴書の用紙だけを渡してください。クリアファイルや封筒ごと渡すのは相手に取り出す手間をかけさせてしまうので、あまり良いとは言えません。 ・姿勢良くしっかりと相手の顔を見る 面接官が重要視しているのは、応募者の人柄です。下を向いておどおどしていたり、猫背で背中が丸まっていると、何だか自信が無さそうに見えてしまいますよね。 背筋をピンと伸ばし、しっかりと相手の顔を見ながらハキハキと話すことによって、印象はものすごく良くなります。緊張してしまうとつい下を向きそうになってしまうかもしれませんが、そういう場面でこそ綺麗な姿勢でしっかりと前を向けるような人が企業から求められているんですね。

■面接が終わったからといって気を抜かない

・必ずお礼を言ってから退室する 面接が終わり退室する際には、必ず「本日はありがとうございました」と面接のお礼を述べてから一礼しましょう。そしてドアの前で再度一礼をしてから退室してください。ドアを開ける際には前を向きながら後ろ手で開けるのではなく、必ずドアの方を向いて開けるようにしてください。 ・会社を出るまでが面接だと思いましょう 退室したからといって、そこで気を抜いてしまうと思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性がありますので、注意が必要です。いつどこで誰に見られているか分かりませんので、会社を出るまでは最後まで気を抜かないようにしましょう。受付の方にも帰る際に「ありがとうございました」と一言お礼を述べておいた方が印象は良いかもしれません。

■まとめ

就職活動や転職活動をしていく中で、最も緊張する瞬間が面接ですよね。できることならやりたくないと思っている方も多いと思いますが、短い時間の中で自分の人柄を知ってもらうためにも、最低限のマナーだけは把握しておいた方が良いでしょう。