ロマンチックな夜景は、いつの時代も変わらぬ人気のスポットです。特に、函館の函館山、神戸の六甲山、長崎の稲佐山からの夜景は、美しく、「日本三大夜景」と呼ばれ、多くの人が訪れています。

 

 

2015年には、夜景観光の国内唯一の団体、一般社団法人夜景観光コンベンションが全国約4,500人への投票を実施。夜景スポットを都市別に分類、集計結果から上位3都市を発表。長崎市、札幌市、北九州市が「日本新三大夜景」に選ばれました。

 

 

そこで、今回は、一度は訪ねてみたい夜景スポットをご紹介しましょう。

 

 

■夜景を見に行こう

ビルの明かりはもちろん、ネオンや車のテールランプなど、夜空を背景にさまざまな光があいまって幻想的な美しさを醸し出す夜景。昼とは全く異なるその美しさに、人々は心を奪われます。

 

一言で夜景といっても、街ごとに異なる景色があり、各地に特色のある夜景の名所が生まれます。夜景は、まるで生き物のように、都市の再開発などによっても、その雰囲気は異なって来るのではないでしょうか。 日本にも三大夜景と呼ばれるような名所がありますが、有名な夜景のスポットの場合、どうしても人が多く集まる傾向があります。同じ都市の夜景であっても見る場所によってその様相も変わってきます。

 

 

その中にはベストスポットと呼ばれるものがあり、そこからの夜景はきれいなのですが、人が多く集まってしまうといったデメリットもやはりあるでしょう。 特にデートなどの場合、あまり人の多くない場所で二人だけの時間にしたいのではないでしょうか。

 

 

できれば、だれにも邪魔されない自分だけの夜景のスポットを見つけたいですよね。そこで、知る人ぞ知る、夜景の穴場スポットをご紹介しましょう。

 

 

■宮城県の青葉城址

仙台藩祖、伊達政宗公が築いた城、仙台城(青葉城)は、観光客の大部分が訪れる名所ですので、歴史好きの方にはおなじみのスポットではないでしょうか。

 

建物は残っていないのですが、強固で美しい隅櫓が復元されています。

 

 

仙台城について詳しく知りたいのであれば、まずは、本丸会館の青葉城資料展示館を訪ねるのがおすすめです。

 

 

また、ここでもっとも有名なスポットと言えるのが、仙台のシンボルでもある伊達政宗騎馬像です。 仙台城址は、仙台市街を一望できるスポットとなっています。手前には広瀬川が流れ、その自然の先には都心のビル群が見えます。緑が多く、杜の都と言われる仙台市街地を眼下に眺めることができます。

 

 

実は、夜景も人気のスポットとして評判です。城址内の散策は24時間可能で、駐車場は夜間無料です。

 

 

空気が澄む秋は、お月見と合わせて、仙台市街地の美しい夜景を見る絶好のチャンス。伊達政宗騎馬像は日没~23時ライトアップされていますので、見ごたえも十分です。

 

 

仙台に行くことがあれば、ぜひ訪ねてみたい夜景スポットのひとつです。