■空いた時間ができるために、自分の時間が充実する

例えば今まで何となく20時まで残業して帰宅するという生活が、定時の18時に帰宅することになったとします。単純に2時間帰宅が早まったことになりますね。 こうして生まれた時間はプライベートに活用することができます。その時間を資格取得などの自己啓発に充てれば仕事上でさらなるスキルアップを図ることができるでしょう。 また、家族や友人、恋人と一緒にいる時間を増やすことができ、もっとコミュニケーションの時間を取ることもできます。お子さんがいる家庭では大切なスキンシップの時間も増やすことができるかもしれませんね。

■早めに帰宅することによって健康的な生活が送れる

残業をすることで、多少なりとも身体に負担がかかります。長時間の残業が常態化すると突然死のリスクやうつ病など大きな疾患にもつながりかねません。 その点残業をしなければ、大きな疲れを抱えることなく心身ともに健全な生活を過ごすことができます。 長時間労働ですと、十分に寝る間もなく仕事に明け暮れざるをえませんが、定時で帰ることができれば規則正しい生活を送ることができます。 もちろん十分な睡眠時間も確保されますので、結論として健康的な生活を送ることができ、それがひいては効率的に仕事を行うのに役立つという好循環が生まれます。


■これからの時代は残業代をあてにしてはダメ

いいことずくめのように思えるノー残業ですが、多くの方は手取りが減ることを心配しているかもしれません。定常的に残業をしていた方なら死活問題と考えるのも無理はないでしょう。 しかし時代は変わりつつあります。サービス残業などはもってのほか。通常の残業も効率が悪いと、下手をすれば会社から低評価をされる時代になりつつあります。 どうしても家計が厳しい場合は副業をするのも手です。最近では副業を容認する企業も増えてきました。世の中にはさまざまな副業が存在しますので、身近なものから始めてコツコツ小銭を稼いでいくことがこれからの働き方ともいえるのではないでしょうか。