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「わたし、定時で帰ります。」というドラマが話題となっていますね。 もっとも、元々は出社時刻までに出勤して、退社時刻になったら退勤するというのが本来の姿ではないでしょうか? それほどまでに残業ありきで仕事をすることが従来の日本では慣例となっていて、逆にこういったドラマが脚光を浴びてしまうというのは一種の皮肉ではないでしょうか。 時間通りに来て時間通りに帰る、本来なら当たり前であるはずのことができない風潮は、日本社会の現実だったともいえるでしょう。 しかし時代は変わりつつあります。働き方改革の一環で残業時間を減らそう、なくそうという動きが多くの企業で広まっているからです。 人によってメリット・デメリットはあるかもしれませんが、ここでは残業しないことのメリットについて、ケースとともに見ていくことにしましょう。

■ダラダラと仕事をしないことにより、生産性がアップする

時間はだれしも同じく与えられており、しかも有限です。日ごろから残業することを前提に業務をこなしていると、日中の時間をダラダラしながら過ごしてしまうことも起きるでしょう。 しかし、○時で帰る、帰らなければならないとなった場合はどうでしょうか?そうすれば日中の時間に真剣に取り組んで、定時までに間に合わせなければなりません。 ということは効率的かつ集中して業務に取り組むことになるため、結果的には日中の仕事の生産性がアップするということにつながることでしょう。