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気分が落ち込みがちなときには自然の中や、エネルギーの恩恵が受けられそうなパワースポットに行って英気を養いたいものですよね。東北地方はまさにそんなパワースポットの宝庫です。


自然豊かな東北6県でおすすめのパワースポットについてご紹介しますので、ぜひ、いちど訪れてみてはいかがでしょうか。

■神秘的な「青」に魅了される(青森県/白神山地「青池」、十和田神社)

最近メディアでも取り上げられ、ツアーが組まれるほど人気となっている青森県白神山地の「青池」。白神山地とは青森県南西部から秋田県北西部にわたって広がる山岳地帯の総称で、観光ルートも充実しており、滝や森などの見どころが多くあります。


中でも湧き水がたまってできているという「青池」は、イタリアの青の洞窟にも負けないほどの青さを持った神秘的な池。水深は9メートルもあるというのに、底が見えるほど透き通っています。


なぜこのように青く見えるのかは、いまだ分かっていないとのことですが、季節によっても青の深さに違いがあり、最も美しく見えるのが6月頃だそう。 また、青森県には「青龍大権現」が祀られている十和田神社もあります。十和田神社は占い場としても有名で、「おより紙」をいただき、願い事をしながら湖に投げ入れると願いが叶う場合には紙が沈み、叶わない場合には浮いたままとなるそうです。


「青」の力を受け取りたい時には青森県にぜひ足を運んでみて下さい。

■再生と前進のパワーをチャージ(岩手県/達谷窟毘沙門堂[たっこくのいわやびしゃもんどう]) 

岩手県屈指のパワースポットである達谷窟毘沙門堂は、801年に征夷大将軍の坂上田村麻呂によって創建されたお堂です。明治時代に神仏分離令が出され、ほとんどの人寺社が神社かお寺のどちらかに統一されてきた中で、達谷窟毘沙門堂は現在まで分離することなく、神仏習合のお堂として信仰されてきました。


毘沙門堂とは、七難を避け七福を与えてくれる守護の神仏「毘沙門天」を祀っているお堂を指すのですが、達谷窟毘沙門堂には108体の毘沙門天が祀られていたそうで、「毘沙門天を拝めば、災いに遭うことなし」と言われていたそうです。


度重なる火災で本来の姿を消失してもなお、再生を繰り返してきた達谷窟毘沙門堂はまさに再生と前進のパワースポット。


何か新しいことにチャレンジしたい時には訪れてみたいですね。

■辰子姫伝説から美顔成就のご利益をいただく(秋田県:/田沢湖)

日本百景にも選ばれた田尻湖には、「辰子姫の伝説」が語り継がれています。


その昔、湖畔に住んでいた辰子という女性が、若さと美しさを保ちたいと観音様にお祈りを続けていたところ、「北の山を超えたところに湧く泉の水を飲めば願いが叶う」というお告げを受けました。その場所に行ってみると喉の渇きを感じ、泉の水を全て飲み干してしまった辰子は大きな龍となり、田尻湖の主となったそうです。


そこから美顔成就のご利益が言い伝えられるようになったそうですが、日の沈む時間帯には金運アップのご利益もあるとされているため、よい時間帯を狙って出かけるのが良いかもしれませんね。