おじいちゃんおばあちゃんが孫を可愛がってくれるのは嬉しいものですが、度を越えた甘やかしは、時に悩みの種になるものです。とはいえ、義父母に「甘やかさないで」とはなかなか言いづらい…。義父母の気持ちを立てつつ、上手に止めてもらった方法を、ママたちにお聞きしました。
「物を大事にする子に育てたい」と説得(直美さん/30歳/パート)
わが家のクローゼットにぎっしり押し込まれた大量のおもちゃ…贈り主は毎週のように家を訪ねてくる姑。家に来るたびに大量のおもちゃを持ってくるんです。最初は私も嬉しかったのですが、最近は「またか…」とため息すら出てしまいます。 というのも、おもちゃを大量に買い与えられた子どもは、ひとつひとつのおもちゃを大事にしません。感謝の気持ちも感じられないように思います。 最初は「ありがと~!」と喜んでいたものの、最近では当たり前のようにおもちゃを受け取り、数時間遊んだ後は飽きてその辺にポイ…収納がたくさんある子ども部屋なのに、行き場を失くしたおもちゃたちであふれています。 さすがにまずいと思い、私は「物を大事にする子どもに育てたい」「感謝する心を大事にしたい」と、素直に姑に話をしました。そして自分が幼い頃、唯一祖母に買ってもらって、いまも大事に持っているリカちゃん人形を見せました。 「これを見ると、いまでもおばあちゃんのことを思い出すんですよ」と伝えたんです。それ以来、姑のおもちゃ爆買いはなくなりました。