夫・加藤茶さんからは「生きる力がすごい!」と
── 旦那さんは、綾菜さんについてどんな人だと言われますか?
綾菜さん:「生きる力がすごい!」と言われます。バッシングもそうですし、結婚して3年目に旦那さんがパーキンソン症候群を患ったときもそうでした。旦那さんは入院中に体重が激減し、寝たきりの日もあったので、周りも少し諦めていたんです。私は介護が大変というよりも、「旦那さんがこんなに早く仕事ができなくなって、生きがいがなくなったらどうしよう」という不安のほうが大きかったですね。
それでも毎日「大丈夫、大丈夫」と前向きな言葉を掛け続けていたら、旦那さんも徐々に前向きな気持ちになって。「また舞台に立ちたい!」と、リハビリでも積極的に歩く練習をして、1年後にはかなり回復しました。
── 綾菜さんの絶対に諦めない気持ちが旦那さんにも伝わった。
綾菜さん:そうだと思います。また、結婚したときから将来、私が1人残されることを心配する声がありました。でも旦那さんは「綾は、この先、俺がいなくなっても、ずっと落ち込んでうつっぽくなることはない。目の前の悲しみをどうやって乗り越えていくか考えるタイプだから大丈夫」と言っていますね。
私自身、1人で残ることについて考えなくはないですが、過剰に不安になることありません。そのときが来たら相当落ち込むと思いますけど、根が楽観主義だし、旦那さんが言う通り、いずれ前に進んでいくと思います。
将来の介護も、いつか1人になる可能性も、すべて覚悟のうえで結婚しました。そのために、結婚後に介護福祉士実務者研修を修了したんです。23歳のときに誓った思いは、38歳になった今もブレてないです。