息子の姿に「自分の反抗期を思い出した」
──「思春期VS更年期」の戦いは息子さんが引いてくれたとのことでしたが、反抗期はありませんでしたか?
宮下さん:ひとりっ子の息子は、そこまで目立った反抗をした感じはなかったです。こちらが何を言っても「普通」という言葉で返されるとか、言い方がそっけないとかその程度でしたね。
私は自分の反抗期がものすごく荒れていたので、息子の反抗期を待ち構えていて、「来い来い!」と思っていたんですけど、そんなものは全然ありませんでした(笑)。すごいのが来る覚悟をしていたので、思ったより「そうでもない」と思えたのかもしれません。
── 宮下さんの反抗期はどんな感じだったのですか。
宮下さん:もう、大人を全員憎む!みたいな(笑)。どうにかして大人をやっつけたいという感覚があって、学校でも先生をにらみつけて。先生が何かをちょっと間違ったりすると鬼の首を取ったかのように「間違えた〜」と言う、めちゃ嫌なやつでしたね。
── わかりやすい反抗ですね!息子さんが大学生になって、だいぶ手も離れましたか。
宮下さん:それが、高校を卒業してもう終わったと思っていたのに「お弁当持っていきたいんだけど」と言い出して、またお弁当生活が始まりました。授業の合間に、学食に行って食べる時間があまりないらしくて。でも、そんなリクエストがちょっと嬉しくもあるという感じです。高校生の頃から、米がびっしり餅のように詰まった重たい弁当ですが(笑)。息子からまだ必要とされるうちは応えてあげつつ、成長を見守っていけたらと思っています。
取材・文:内橋明日香 撮影:矢島泰輔 ヘアメイク:Norikata Noda 写真:宮下今日子