子どもがいない人の前で、子どもの話題は控えるべき?
── そうなんですか。私は、子どものいない人の前で、子どもの話をするとき、一瞬気が引けるのですが、子どものいない人はどう感じているのでしょうか?
くどうさん:それも、人によります。どのくらい心に引っかかりがあるのか、それとも、何も気にしていないのか、相手を見て想像力を働かせるのが大事ですよね。私は、自分がリアルな子どもの実態を知らないから、お子さんの話を聞くのが好きなんです。
「今、小学生女子には何が流行っているの?」と興味津々で。でも、ずっと子どもの話だとさすがに難しいので、要所要所で様子を見ながらでしょうか。たとえば、お互いゴルフが好きで2時間ゴルフの話をするのはいいですが、共通点のない話が長く続けばどんな話題でも少し疲れてしまいますよね、それと同じです。
子どもの有無に関わらず、想像力や人間性なのかなと思います。本当は、子どもの有無という属性を取り払い、いろんな立場でオープンに話し合えればいいのですが、まだまだ傷が癒えていない人もいるので、子どものいない女性が思いを語り合う「マダネ プロジェクト」の参加者は子どものいない方に限定しています。当事者同士で経験や思いを共有し、ご自身の気持ちにうまく折り合いをつけられるようになれば、垣根なくいろんな人と交流できるようになっていくのではないでしょうか。