「もう二度と結婚なんてするもんか」から

── 20代で、結婚、出産、離婚を経験されました。シングルマザーとして長女を育てていた期間を経て、現在のご主人と再婚したそうですが、出会いのきっかけはなんでしたか。

 

谷口さん:今の主人とは知人を通して知り合いました。当時ギャルだった私が、ギャルの仲間同士で集まっていたのがきっかけです。離婚後は、他の相手を探そうなんてまったく考えていなくて。主人と出会った頃は、小さかった長女を抱えて、「もう二度と結婚なんてするもんか」と、まったく恋愛モードではありませんでした。自分から積極的に誰か相手を探そうという気持ちも、まったくなかったです。

 

── そこからどう恋愛に発展していったんですか。

 

谷口さん:共通の知人がいる友人としてスタートしたのですが、主人は本当に優しくて。人として尊敬できますし、人間関係を築くのが上手でした。自分よりも周りのことが第一で、共通の知人からもいい評判しか聞こえてこなかったんです。急に、というわけではなく自然と惹かれていったという感じです。ギャルだったころから主人は私のことを知っていたそうです。

「子連れ再婚」お父さんと娘になれる可能性も…

── 子連れで再婚することへのハードルが高いと感じる方は少なくないようですが、長女とご主人の関係はどう築いていったのですか。

 

谷口さん:最初に会った頃の長女はまだ2歳だったので、当時のことはまったく覚えていません。でも、月に3〜4回は会っていたので、長女も自然と「気がついたらいる人」という認識になっていたと思います。小さい頃はたくさん遊んでくれて。

 

その長女も14歳になり、今の長女と主人は、お父さんと娘というより、兄と妹のような関係です。友達に近い関係で、仲よしですよ。長女は受験生なのですが、私は勉強面でのサポートに不安があるので、相談に乗ってもらえて心強いです。

 

── 娘さんがまだ覚えていない頃であれば、「お父さんと娘」の関係になれる可能性もあったかもしれないのですが、娘さんには再婚についてどのように伝えたのですか。

 

谷口さん:主人は私と長女に、「僕は彼女の父親ではないし、彼女がパパと会いたいなら会いに行って全然いいよ」と言っていました。

 

長女はもう大きいので、判断は本人に任せていますが、主人は本当に寛大で大きな愛で包んでくれていて。子どもたちのことをいちばんに考え、先のことを見据えてアドバイスをくれます。家族の絆を深めてくれて、とてもいい関係が築けていると思います。

 

── 包み隠さず、正直に向き合ってきた結果、現在の信頼関係が築けているんですね。

 

谷口さん:わが家のケースがみなさんに当てはまるかどうかはわかりません。離婚の理由にもよると思いますし、どちらかの意向で子どもを元夫や元妻に会わせたくないという方もいると思います。いろいろなステップファミリーの形がありますよね。

 

長女とは女同士、恋愛を含めたいろんな話をしていて、思春期ではありますが、なんでも話せる関係です。私と長女も、母と娘というより友達のような感じですね。長女とはふたりで、カフェや買い物にも行きますし、服のサイズも同じになってきました。あとは推し活で一緒にTWICEのコンサートにも行きます。