「大学に行けただけで贅沢。これ以上は望んではいけない」。18歳で母の介護と家族の世話を担うことになった町亞聖さんは、浪人を経て進学した当時をそう振り返ります。一方で、高校生になった弟は進学を断念。調査では、ヤングケアラーの半数以上が進学に苦労や影響を感じており、経済的不安も深刻です。「生まれる順番が違えば」…。今も教室に1人はいる、逃げられないケアラー家族の現実です。