長谷川さんは猫たちと仲良く過ごすための「名案」を次々と繰り出しますが、結果はあえなく撃沈。夜のなでなでタイムはあっさりと拒絶され、朝の「ひっそり脱出劇」も、気づけば2匹はどこかへ…。名案を考えれば考えるほど、2匹との心の距離(?)が開いてしまうという、なんとも切ないループが巻き起こります。これこそが、全国の愛猫家が一度は通る「猫あるある」の洗礼なのでしょうか。

 

自身のかわいらしさを理解し、計算高く立ち回る妹のサンちゃんと、温和ながらもマイペースを崩さない兄のジョナくん。そんな2匹の「確信犯」な振る舞いに、今日も飼い主の想いは空を切るばかりです。一生懸命考えた工夫が、ことごとく思い通りにならない。それでも、そんな振り回される日々こそが「ああ、幸せ」と感じてしまう。ドレイ(飼い主)の道は、険しくも愛おしさに満ちています。あなたにも、愛猫との「温度差」に悶絶した経験はありますか?

文:可児純奈 漫画:長谷川ろく