「お母さん、お仕事頑張ってるから寂しくないよ」。6歳の息子のそのひと言が、倒産寸前の会社を背負う彼女のすべてでした。アメリカへ赴任した夫と離れ、シングルマザーさながらに町工場を再建させた諏訪貴子さん。実母からの「息子がかわいそう」という叱責、母親としての不甲斐なさを抱えながら、彼女が20年かけて辿り着いた「卒婚」という新しい家族の形に迫ります。