「少しでもダメだと思うと、一瞬で冷めてしまうんです」。漫画家、レスラー、俳優…。挫折を繰り返し、何者にもなれなかった鉄拳さん。しかし、「挫折の経験」こそが、後に世界を泣かせるパラパラ漫画を描くための、欠かせない色彩となりました。その裏にあったのは、故郷から応援してくれていた父を無視し続けた20年。お笑い嫌いの父に正体を隠し、顔を白く塗りつぶして舞台に立ったあの日。父が「知らないふり」で静かに録画し続けていた、不器用な親子の和解に迫ります。