野菜の一品が「私を大事にしている」実感に

うららさんがレシピ発信を始めたのは、自分自身の苦い経験がきっかけでした。

 

「子どもが生まれ、初めての慣れない育児に奮闘するなかで、長年好きだった料理が楽しめなくなった時期がありました。献立を考える余裕もなく、手間もかけられない。『このままではダメだ』と自分を責めて、とても苦しかったんです。だからこそ、同じように大変なママの選択肢を増やせたらとレシピを発信するようになりました」

 

特にこだわっているのは、旬の野菜を使うこと。

 

「お惣菜に頼る日があっても、野菜料理がひと皿あるだけで『家族や自分の健康を守れている』という実感が持てますよね。旬の野菜は価格も安くて、栄養豊富。カリカリポテトの新じゃがはビタミンCが豊富なんですよ。

 

以前、肌荒れや便秘に悩んでいた時期があったんですが、意識して野菜を食べるようにしたらみるみる改善したんです。でも、野菜が体にいいというのはわかっていても、マンネリや手間に悩むママは多いはず。私のレシピが『何も考えなくても、これさえ作れば大丈夫』という、心の支えになれたら嬉しいです」

 

 

毎日の「何を作ろう」「栄養を考えなくちゃ」というプレッシャーに押しつぶされそうなとき、うららさんのカリカリポテトは心を軽くしてくれる救世主のようなひと皿です。「もう料理は無理!」そんな日のあなたの味方になっている、人におすすめしたいレシピはありますか?

 

取材・文:阿部祐子 写真:うらら