キャンピングカーの販売台数は右肩上がり、車中泊を楽しむ人が増えています。お笑いコンビ「インパルス」板倉俊之さんも、愛車のハイエースでひとり旅を楽しむひとり。「もともとインドア派なのになぜ?」「ひとりって何が楽しいの?」。新しいジャンルに踏み出した今こそわかる、ぼっちの至福とは。

ロバート馬場さんと旅に出るはずが

── インパルスの板倉俊之さんは約5年前に愛車・ハイエースでひとり旅を開始。約3年前からその様子を自身のYouTubeチャンネルで紹介し、260万再生を超えるなど人気を博しています。ハイエースのひとり旅を始めたのはどういうきっかけだったのでしょうか?

 

板倉さん:子どものころからキャンピングカーに憧れていました。ハイエースにもコンパクトなキャンピングカー仕様のものがあって。マンションの駐車場に置けそうなサイズだったので、目をつけたんです。ただ、自分でイチから必要な装備を揃えていくほうがいいかなと思い、最終的には普通のハイエースを買って、カスタマイズすることにしました。

 

あれこれ迷っていた時期だったんですけど、(お笑いトリオ)ロバートの馬場くんにそんな話をしたら「オレはもうハイエース注文したよ」と、突然、告白されたんです。なんだ、この奇跡のタイミングは!と興奮し、背中を押された感じでしたね。キャンピングカーへの憧れは、旅に出て車中泊したいというのが原点だったので、ハイエースを手に入れてから馬場くんと、「一緒に行けたらいいね」なんて語り合っていたんです。

 

ところが、なかなかスケジュールが合わず、僕の誘いを馬場くんが断る、馬場くんの誘いを僕が断るということが続いて。このままでは一生行けないじゃないか。悲しすぎるだろう…と思い、勇気を出してひとりで行くことにしたんです。事前に日帰りの旅をしたり、道の駅のパーキングで横になったり、予行練習してから。いざハイエースによる人生初のひとり旅&車中泊へ。目的地は山梨県勝沼でした。

 

インパルス 板倉俊之
インドアな趣味が多い一方、ひとりハイエース旅でアウトドアの趣味も増えた板倉さん

── 初体験はいかかでしたか?

 

板倉さん:すごく楽しかったんです。計画して、準備して、成し遂げたことによる達成感を味わったというか。装備不足で、あまりに寒くて全然寝られないという絶望感も味わいましたが、それでも一歩目から楽しさがあったんで、その後どんどんハマっていったんですよ。